石鹸の歴史
石鹸は紀元前3000年生まれ。
メソポタミヤ文明が栄えたときに シュメール人がヤシ油などの油と植物灰を煮て
石鹸を作ったと シュメールの粘土板に製造法が記されているそうです。
本格的に製造されるようになったのはローマ時代で
ヤギの脂とブナの木の灰を混ぜて作られるようになりました。
しかし当時の石鹸は 使うと肌がひりひりしたので
評判がよくなかったそうです。

              12世紀になるとイギリスで石鹸の業者ができました。
              当時はたいへん高価で、かなりのお金持ちでさえ
              日用品としては使えなかったのです。

              このようにヨーロッパでは長い間石鹸は一般的ではなく
              そのかわりに香水が流行でした。
              汚れを落とし洗うのではなく香水でごまかしてたのです。
              今から思うと汚いですよね。

石鹸が一般的に広がったのは18世紀後半の産業革命にはいってから。
大量生産が可能になり、価格もだいぶ安くなってきました。
その後フランスの化学者シェブールが、誰でも作れるように原理・原則を見つけ、
さまざまに改良を重ねられて またたくまに庶民に広まっていきます。
そして1933年には合成洗剤がドイツで開発されました。
現在ではたくさんの種類の石鹸や洗剤がありますよね。              
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