水彩現代作家ダイアン・アンダーソンは、20年以上もの間、水彩絵の具という媒体を用い独自の技法を追求してきた。1978年画業に専念することを決意した、このシカゴ生まれの作家は、ニューヨーク、フロリダを中心に活動し、全米各地で展覧会が開催されている。
商業作家の娘として生まれた環境が、かなり早い時期からアートに親しむ機会を与えた。独学で得た作家としての成功は、一日の殆どの時間キャンバスに向かっているという、かなりの修練の自然な結果である。
自身の作品について、次のように語っている。
「私は、水彩画で最高の強烈さを表現しようと思っています。水彩絵の具の透明度を保つことには興味はなく、むしろ塗り重ねて不透明さを生み出すこと・・・つまり自然の美しさに畏敬の念を覚えたり、静けさに満たされたときに感じるその特別な瞬間を再現することに興味があります。」
国立女性美術館の設立メンバーであるアンダーソンの作品は、全米のみならずカナダの有名な美術品収集家のコレクションに入っている。
展覧会歴
アート・エキスポ (ニューヨーク)
ウェントワース・ギャラリー (フロリダ)
ロウエ美術館 (フロリダ)
アメリカ作家連盟グランド・ナショナル・エキジビション (ニューヨーク)
フェスティバル・オブ・ザ・マスターズ (ウォルト・ディズニー・ワールド)
ココナッツ・グローブ・アート・フェスティバル (フロリダ)
ゴールド・コースト・アート・フェアー (イリノイ)
ペンシルバニア・アート・フェスティバル (ペンシルバニア)
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