イギリスで活躍中の女性アーティスト、ジェーン・ポールトンは、英国マンチェスターのポリテクニックで刺繍を選考し、テキスタイルとファッションを勉強した。美術の学位を修得した後、さらに同じ大学でテキスタイルの博士号を取っている。
ポールトンは、画家、イラストレーター、テキスタイルデザイナー、また、講師等を多義にわたってこなす、才能にあふれた芸術家である。彼女は、デザイン界、芸術界で、すでにその地位と評判を確立している。また、刺繍とミックス・メディアの絵画でも、その名を広く知られている。その作品は、時に、比喩的であり、庭に生息する生き物、動物・鳥が登場する。彼女の作品の全ては、主題と色(日本的な味わいのある赤や藍)、1つ1つの細部のフィーリングを互いに高めあう作用を持っている。尚、作品のタイトルは、時に、彼女独特のユーモアを暗に秘めている。
ジェーン・ポールトンの作品は、ビクトリア&アルバート博物館、スタッフォード・アートギャラリー、ロイヤル・エクスチェンジ劇場、ヒースロー・ステアリング・ホテル等の企業、または公共コレクションに収蔵されている。ペインティングと刺繍は、次の場所で展示された。
コンテンポラリー・テキスタイル・ギャラリー、ロンドン
ビクトリア&アルバート博物館、ロンドン
クラフト・カウンシル・ギャラリー、ロンドン
サウス・バンク・センター、ロンドン
コモンワース・インスティテュート
デザイン審議会
三越百貨店、日本
サバリア美術館、ハンガリー
ポールトンは、初のシルクスクリーン版画シリーズ、「狙う鳥」と「護る鳥」を大成功に収めた。
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