1961年9月25日イギリスに生まれる。
ノース・スタッフス・カレッジにて、美術の優等学位を取得する。
学生時代にデッサンやエッチングの手法を学ぶが、ジュリアンが真剣に自分のイメージを版画にし始めたのは、スタジオを開いてからである。学生の頃モノクロームで描き始めたガーデンのテーマだが、現在は豊かな色彩を用いて、自然や建造物及び人物を一枚の絵の中に独特の構図で描くことによって、より遙かに個性的なスタイルへと変わって来ている。
版画の制作方法にはそれぞれに特徴があるが、シルクスクリーンが彼の最近の創作活動にとって得るところが多い。現在ジュリアンは、シルクスクリーンが生き生きした色彩を描くのに最も適している製作法であると確信している。初めの頃はすべての工程を自らが行っていたが、最近では多量に注文があるため、摺り師を雇って手摺りしている。しかし、スクリーンの処理や色の試し摺り、型の作成は今でも彼自身が行っている。
彼は仕事や旅の途中で情報を記録するのにカメラを使う。そうすれば限られた時間の中で、多くのバラエティに富んだ情報を集めることができると考えるからだ。集中したり思考に耽ったりするにはもっぱらスタジオが使われ、そこで最終のデザインが作られる。
彼が影響を受けた芸術家は、ノーマン・アクロイドやデヴィッド・インショウであり、最近では、印象派の画家の作品やホッパー、クリムト、スペンサー等の名前が挙げられる。
1984年 3月 Hanley Museum, Stoke on
Trent
1985年 9月 Battersea Arts Centre
1986年 10月 Castlefield Gallery, Manchester
1987年 3月 Manchester Academy
1988年 11月 Moya Bucknall Fine Art
1989年 7月 National Eisteddfod Fine Art Show, Llanwryst
1990年 1月 Royal Exchange Manchester “Pick of the Printmakers” Show
8月 Young Printmakers Show, Christies
Contemporary Art
1992年 7月 Summer Breeze Show
12月 Theatre Clwd, Mold.
1994年 3月 Feature
Article in “Homes and Gardens”
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